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SoftBankとWireless City Planningが256QAMを導入して下り最大350Mbpsに高速化



SoftBankおよびWireless City Planning (WCP)はLTEネットワークにおいて下りの多値変調方式にLTE-Advancedの主要技術である256QAMを導入すると発表した。

これまで下りの多値変調方式は64QAMを導入しているが、256QAMを導入することで通信速度は約1.3倍の高速化を実現する。

SoftBankが提供するFDD-LTE方式によるSoftBank 4G LTEではLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)により下り最大262.5Mbpsで提供しているが、256QAMの導入により3CC CAと組み合わせて下り最大350Mbpsに高速化する。

また、Wireless City Planningが提供するTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式では4×4 MIMOと組み合わせることで、通信速度は下り最大175Mbpsから下り最大234Mbpsに高速化する。

256QAMの対応端末も案内しており、まずは2016年11月にSoftBankが発売予定のXperia XZ (601SO)で対応し、さらに2016年6月に発売したAQUOS Xx3 (506SH)もソフトウェアのアップデートにより対応する計画としている。

日本の移動体通信事業者としてはSoftBankとWireless City Planningが初めて256QAMを商用化することになる。

SoftBank

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