シンガポール向けにプレミアムスマートフォンLG V20を発表、価格は約7.5万円に
- 2016年10月31日
- Android関連
韓国のLG Electronicsのシンガポール法人であるLG Electronics SingaporeはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「LG V20」をシンガポール向けに発表した。
LG Electronicsがグローバルでフラッグシップとして展開するプレミアムスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820 (MSM8996)を搭載する。
CPUはクアッドコアで動作周波数は最大2.1GHzとなっている。
ディスプレイはメインが約5.7インチWQHD(1440*2560)IPS Quantum Displayで画素密度が513ppiとなり、セカンドスクリーンと呼ばれるサブが約2.05インチで解像度が1024*160のIPS Quantum Displayで画素密度が513ppiとなる。
カメラはリアに約1600万画素CMOSイメージセンサと約800万画素CMOSイメージセンサのデュアルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアカメラはレーザーオートフォーカス、位相差オートフォーカス、コントラストオートフォーカスに対応し、手ブレ補正機能 2.0として電子式手ブレ補正およびデジタル手ブレ補正を搭載し、リアとフロントの両方を広角カメラとしている。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリア(3CC CA)を利用できる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
電池パックは取り外し可能で、容量は3200mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quiack Charge 3.0に対応する。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
筐体の素材にはアルミニウム(AL6013)とシリコン・ポリカーボネートを採用している。
アルミニウム(AL6013)は航空機やヨットで使用される素材で、高い質感に加えて高い耐久性を備えており、上部および下部で使用するシリコン・ポリカーボネートはレーシングヘルメットなどに使用される素材で、一般的なポリカーボネートと比べて20%以上も衝撃に強い。
音響製品の開発を手掛けるデンマークのBang & Olufsenの音響技術を導入し、Bang & Olufsenが展開するB&O PLAYブランドの製品で採用されている音響技術を適用して音響性能を高めている。
また、高性能音響チップセットメーカーのESS Technologyと協業し、世界で初めてスマートフォンにクアッドDACを搭載し、シングルDACと比べてノイズを最大50%まで削減して原音に近い音を提供するという。
シンガポールでは2016年11月5日より販売を開始する予定で、価格は998シンガポールドル(約75,000円)に設定されている。
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