台湾における2016年10月の携帯電話販売ランキングが判明、Sonyはトップ5を維持
- 2016年11月23日
- 海外携帯電話
台湾における2016年10月の携帯電話の販売状況が判明した。
2016年10月は販売台数が72万2,000台となり、前年同期から11万6,000台の減少、前月から3万7,000台の増加となった。
メーカーおよびブランド別の販売台数ランキングでは1位が米国のApple、2位が韓国のSamsung Electronics、3位が台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)、4位が台湾のHTC (宏達国際電子)、5位が日本のSony Mobile Communications、6位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)、7位が台湾のTaiwan Mobile (台湾大哥大)、8位が中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)、9位が台湾のFlat International (力平国際)、10位が韓国のLG Electronicsである。
少なくとも2016年7月以降はトップ5のメーカーおよびブランドの顔ぶれに変化はないが、順位には入れ替わりがある。
Appleは4位に沈んでいたが、2016年9月にApple iPhone 7およびApple iPhone 7 Plusを発売したことで同月から1位に浮上した。
5位から7位のSony Mobile Communications、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications、Taiwan Mobileは少なくとも4ヶ月連続で順位に変動がない。
なお、9位に入ったFlat Internationalはブランド名をBentenとして展開している。
米国のInFocusは2016年9月にトップ10への復活を果たしたものの、台湾ではしばらく新機種を投入していない影響から再びトップ10圏外となった。
メーカーおよびブランド別の売上高ランキングでは1位がApple、2位がSamsung Electronics、3位がSony Mobile Communications、4位がASUSTeK Computer、5位がHTC、6位がGuangdong OPPO Mobile Telecommunications、7位がLG Electronics、8位がXiaomi Communications、9位が中国のHuawei Technologies (華為技術)、10位がFlat International、11位が日本のSHARPである。
Sony Mobile Communications、LG Electronics、Huawei Technologiesは売上高ランキングの順位が販売台数ランキングの順位を上回っており、高付加価値機種の販売比率が比較的高いことが分かる。
SHARPは3機種のみ台湾に投入しているが、売上高ランキングではトップ10に入ってInFocusを抜いており、近いうちにトップ10に入る可能性もある。
なお、Appleは販売台数シェアが28.2%、売上高シェアが59.9%、Samsung Electronicsは販売台数シェアが15.5%、売上高シェアが11.3%となっている。
機種別の販売ランキングでは1位がApple iPhone 7の128GBモデル、2位がApple iPhone 7 Plusの128GBモデル、3位がASUS ZenFone 3 (ZE552KL)、4位がSamsung Galaxy J7 (2016)、5位がSony Xperia XZ、6位がApple iPhone 7の32GBモデル、7位がASUS ZenFone 3 (ZE520KL)の32GBモデル、8位がHTC Desire 728 dual sim、9位がSony Xperia XA、10位がSamsung Galaxy S7 edgeである。
トップ10に入りした機種ではAppleが3機種で最多、ASUSTeK Computer、Samsung Electronics、Sony Mobile Communicationsが2機種ずつ、HTCが1機種となる。
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