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フルディスプレイのコンセプトフォンXiaomi Mi MIX フォトレビュー



中国の広東省深圳市を訪問する機会があり、小米之家深圳新城市広場店でXiaomi Communications (小米通訊技術)が開発したスマートフォン「Xiaomi Mi MIX (小米MIX)」を試したのでフォトレビューとして紹介する。

小米之家深圳新城市広場店はXiaomi Technology (小米科技)が運営するMi Home (小米之家)の1店舗で、Xiaomi Mi MIX以外にも多数のMiブランドの製品を試せる。

Xiaomi Mi MIXはフルディスプレイ(全面屏)のコンセプトフォン(概念手机)として発表されており、発表直後は世界的に大きな注目を浴びた。

未来のコンセプトを連想させるデザインで注目されており、三辺ベゼルレス設計を採用したことで前面はディスプレイ占有率が91.3%に達する。

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Xiaomi Mi MIXの前面。

上側と左右はベゼルレス設計となり、下側もベゼルが狭く設計されており、まさにフルディスプレイとの印象だ。

ディスプレイはサイズが約6.4インチ、解像度は1080*2040の液晶を搭載しており、画素密度は362ppiとなる。

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Xiaomi Mi MIXは三辺ベゼルレス設計を採用。

ディスプレイの角は丸みを帯びている。

ボリュームキーと電源キーは側面に配置されている。

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ナビゲーションキーはディスプレイ上に表示。

ディスプレイはアスペクト比が17:9となるが、16:9の領域にナビゲーションキーを除いたコンテンツを表示し、ナビゲーションキーを表示する領域を追加している。

前面カメラは約500万画素で下部右側、通知用LEDは下部中央に配置し、下部側面には表裏の区別が不要なUSB Type-Cの端子を備える。

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Xiaomi Mi MIXの側面。

フラットに仕上げられており、背面はカメラ部分が隆起するようなこともない。

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Xiaomi Mi MIXの背面。

筐体はフルセラミックボディを採用しており、背面パネルは高光沢に仕上げられている。

高光沢だけに指紋は目立ちやすく少々残念である。

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指紋認証センサは背面に搭載。

背面には約1600万画素のカメラ、カメラ用のデュアルカラーLEDフラッシュ、指紋認証センサを備える。

指紋認証センサは前面に搭載するスマートフォンが増加傾向にあるが、Xiaomi Mi MIXはフルディスプレイであるため、前面に指紋認証センサを搭載することは難しそうだ。

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MIX DESIGNED BY MIとプリント。

背面パネルにはMiロゴではなくMIX DESIGNED BY MIとプリントされており、Xiaomi Communicationsによる設計であることをアピールしている。

なお、ハードウェアの製造はFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)のFIH Mobile (富智康集団)の子会社であるFIH Precision Electronics (Lang Fang) (富智康精密電子(廊坊))が担当する。

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Xiaomi Mi MIXとSamsung Galaxy Note5のサイズを比較。

外国でメインとして利用しているSamsung Galaxy Note5とサイズを比較してみた。

日頃よりSamsung Galaxy Note5でも十分に大きいと感じているが、Xiaomi Mi MIXはさらに大きい。

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Xiaomi Mi MIXのサイズ感を確認。

ディスプレイのサイズの割に筐体はコンパクトであるが、そもそもディスプレイが約6.4インチと大きく、片手での操作は厳しそうな印象を受けた。

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Xiaomi Mi MIXのカメラを起動。

カメラを起動するとファインダー部分が大きく表示されるが、片手でサクッと写真を撮影しようとすると誤操作や落下もありそうな気がした。

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Xiaomi Mi MIXの端末情報を表示。

OSはAndroid 6.0.1 Marshmallow Version、ビルド番号がMXB48T、独自ユーザインターフェースはMIUI 8.0を導入している。

チップセットはQualcomm Snapdragon 821 (MSM8996Pro)を搭載しており、CPUはクアッドコアで動作周波数が最大2.35GHzとなる。

システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなり、内蔵ストレージの容量の利用可能なスペースは108GBとなっていた。

なお、フォトレビューのXiaomi Mi MIXは標準版であり、上位となる尊享版(18K)はシステムメモリの容量が6GB、内蔵ストレージの容量が256GBとなる。

また、尊享版は背面のカメラと指紋認証センサの周囲に18金が用いられている。

Xiaomi Mi MIXは筐体サイズや指紋が目立つ加工など関係なく、Xiaomi Communicationsのスマートフォンとしては久しぶりに真剣に欲しいと感じた。

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深圳市で見かけたXiaomi Mi MIXの広告。

深圳市には蛇口フェリーターミナルから入り、最初に目にしたスマートフォンの広告が偶然にもXiaomi Mi MIXの広告だった。

深圳地下鉄の2号線の蛇口港駅そばにあるバス停でXiaomi Mi MIXの広告が見られ、この時はXiaomi Mi MIXが俺を呼んでいると舞い上がったが、小米之家深圳新城市広場店ではXiaomi Mi MIXの在庫がなく入荷も未定とのことで、残念ながらXiaomi Mi MIXを購入できなかった。

Xiaomi Mi MIXの広告にも記載されているように、キャッチコピーは全面屏概念手机、日本語に訳すとフルディスプレイのコンセプトフォンとなる。

確かにコンセプトフォンを思わせるようなデザインに仕上げられており、Xiaomi Mi MIXを手にして高揚感を得られた。

Xiaomi Communicationsはスマートフォンの出荷台数が減少傾向にあるが、これからもXiaomi Mi MIXのような心が躍るスマートフォンの開発とXiaomi Communicationsの挽回策に期待したいところである。

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