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IDCが2016年Q4と2016年通年のタブレット出荷台数を発表、市場規模の縮小傾向が続く



米国の調査会社であるIDC Researchは世界における2016年第4四半期および2016年通年のタブレット出荷台数に関する調査結果を発表した。

2016年第3四半期は5,290万台のタブレットを出荷し、前年同期の6,620万台から20.1%の減少となった。

メーカーおよびブランド別の出荷台数も公開されている。

1位は米国のAppleで1,310万台を出荷してシェアは24.7%とした。

出荷台数は前年同期の1,610万台から18.8%の減少となったが、シェアは前年同期の24.3%から伸ばした。

2位は韓国のSamsung Electronicsで800万台を出荷し、シェアは15.1%である。

出荷台数は前年同期の900万台から11.4%の減少となったが、シェアは前年同期の13.6%から伸ばした。

3位は米国のAmazon.comで520万台を出荷し、シェアは9.7%としている。

出荷台数は前年同期から0.6%と小幅の減少となったが、シェアは前年同期の7.8%から伸ばした。

4位は中国のLenovo (聯想)で370万台を出荷し、シェアは7.0%としている。

出荷台数は前年同期の320万台から14.8%の増加となり、シェアは前年同期の4.9%から伸ばした。

5位は中国のHuawei Technologies (華為技術)で320万台を出荷し、シェアは6.0%としている。

出荷台数は前年同期の220万台から43.5%の増加となり、シェアは前年同期の3.4%から伸ばした。

その他のメーカーおよびブランドは1,980万台を出荷し、シェアは37.4%としている。

出荷台数は前年同期の3,050万台から35.1%の減少となり、シェアは前年同期の46.0%から減らした。

また、2016年通年は1億7,480万台のタブレットを出荷し、前年同期の2億720万台から15.6%の減少となった。

メーカーおよびブランド別の出荷台数も公開されている。

1位はAppleで4,260万台を出荷してシェアは24.4%とした。

出荷台数は前年の4,960万台から14.2%の減少となったが、シェアは前年の23.9%から伸ばした。

2位はSamsung Electronicsで2,660万台を出荷し、シェアは15.2%である。

出荷台数は前年の3,340万台から20.5%の減少となり、シェアは前年の16.1%から減らした。

3位はAmazon.comで1,210万台を出荷し、シェアは6.9%としている。

出荷台数は前年の610万台から98.8%の大幅な増加となり、シェアは前年の2.9%から伸ばした。

4位はLenovoで1,110万台を出荷し、シェアは6.3%としている。

出荷台数は前年の1,120万台から1.4%の減少となったが、シェアは前年の5.4%から伸ばした。

5位はHuawei Technologiesで970万台を出荷し、シェアは5.6%としている。

出荷台数は前年の650万台から49.9%の増加となり、シェアは前年の3.1%から伸ばした。

その他のメーカーおよびブランドは7,270万台を出荷し、シェアは41.6%としている。

出荷台数は前年の1億30万台から27.5%の減少となり、シェアは前年の48.4%から減らした。

四半期ベースでは年間を通して1位のAppleと2位のSamsung Electronicsは変わらず、3位から5位は順位に変動が見られたものの、トップ5の顔ぶれは固定された状況となった。

Amazon.comとHuawei Technologiesは出荷台数の増加が顕著であるが、タブレット全体の市場規模は縮小傾向が続いている。

IDC

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