HUAWEI GS02/007HW/U8650NFC レビュー (比較篇)
- 2012年01月22日
- ブログ
AppComing様からHUAWEI(ファーウェイ)製の「EMOBILE GS02 (以下、GS02)」と「Vision SoftBank 007HW (以下、007HW)」と「HUAWEI Sonic U8650NFC-1 (以下、U8650NFC)」を借りたので、数回に渡ってレビューしていこうと思う。
今回は、GS02と007HWとU8650NFCを比較をしてみる。
主にソフトウェア面での比較を行った。
画面ロック解除画面はGS02だけ大きくカスタマイズされている。
ホーム画面に入らなくても特定の機能を起動することが可能だ。
007HWとU8650NFCの画面ロック解除画面はAndroid標準の一般的なUIである。
007HWの画面ロック解除画面。
U8650NFCの画面ロック解除画面。
プリインストールされているホームアプリはGS02とU8650NFCがHUAWEIランチャーのみで、007HWはきせかえLab.とランチャーを搭載している。
HUAWEIランチャーはGS02とU8650NFCに搭載されているが、バージョンが異なっている。
GS02のHUAWEIランチャーはバージョンが3.2.1で、U8650NFCのHUAWEIランチャーのバージョンは2.1.0である。
HUAWEIランチャーはHUAWEI製のホームアプリで、最近のHUAWEI製端末ではHUAWEIランチャーを搭載している端末も増えてきている。
GS02のホーム画面。
U8650NFCのホーム画面。
GS02とは同じHUAWEIランチャーなのでUIは似ている。
007HWのホーム画面。
ホームアプリはきせかえLab.でバージョンは1.0.8。
007HWでランチャーを起動してみた。
バージョンは2.3.4。
尚、海外版のHUAWEI Vision (U8850)はホームアプリとしてSPB Shell 3D UIを標準で搭載しているが、007HWは搭載していない。
GS02とU8650NFCは同じHUAWEIランチャーであるが、ホームアプリの設定面においては相違点も多かった。
ホーム画面の詳細設定の項目はGS02には存在しない。
U8650NFCには詳細設定の項目が存在する。
詳細設定では画面数や壁紙選択時に一つの画面サイズを設定することも可能である。
アニメーションの種類に関してもGS02とU8650NFCでは相違点があった。
GS02の場合はスライドと透明キューブとローテーションの3種類が用意されている。
U8650NFCの場合はスライド、キューブ、透明キューブ、ブック、フリップ、ローテーション、ストレッチの7種類が用意されている。
アニメーションの選択肢はU8650NFCの方が多い。
ホームアプリにおいては、GS02とU8650NFCは同じHUAWEIランチャーであってもU8650NFCの方がカスタマイズ性は高かった。
HUAWEIランチャーのバージョンが新しいGS02の方で詳細設定が無くなったりしているのは少し残念に感じた。
通知画面ではGS02とU8650NFCのみ各種設定のトグルが用意されており、007HWにはトグルが用意されていない。
左からGS02、007HW、U8650NFCである。
通知画面には簡単な設定が出来るようなトグルは用意されている方が便利である。
設定項目の画面において比較してみた。
左からGS02、007HW、U8650NFCである。
GS02とU8650NFCには高速ブートの設定が存在しているが、007HWには存在していない。
また、GS02とU8650NFCにはストレージの設定にソフトウェアアップデートの項目が存在しているが、007HWには存在していない。
007HWの場合は端末情報にソフトウェアアップデートの項目が存在する。
GS02とU8650NFCの場合は端末情報にもソフトウェアアップデートの項目が存在していたりする。
電源キーを長押しすると、どのような項目が現れるのか比較してみた。
GS02の場合は、マナーモードと機内モードと電源OFFと再起動の選択肢が現れた。
007HWの場合は、マナーモードと機内モードと電源OFFの選択肢が現れた。
U8650NFCの場合は、マナーモードと機内モードと電源OFFと再起動の選択肢が現れた。
GS02とU8650NFCは全く同じで再起動も用意されており、007HWだけ再起動が用意されていなかった。
個人的には再起動が用意されているのは嬉しいと感じるところだ。
他に、ナビゲーションキーの配列が異なっていた。
いずれもタッチセンサ方式を採用しているが、GS02とU8650NFCは同じで007HWだけ異なっている。
GS02は左からホームキー、メニューキー、クリアキー、サーチキーである。
U8650NFCも左からホームキー、メニューキー、クリアキー、サーチキーである。
007HWは左からメニューキー、ホームキー、クリアキー、サーチキーである。
GS02は海外で販売されているHUAWEI Honor (U8860)がベースとなっているが、海外版のHUAWEI Honorにはメニューキーとホームキーの位置が逆になっているモデルも存在する。
他のHUAWEI製の海外向けAndroid端末を見ていても、ナビゲーションキーの位置がバラバラだったりするので統一してもらいたいと感じる次第である。
ソフトウェア面ではGS02とU8650NFCが近い印象で、GS02は007HWよりHUAWEI色が濃いなと感じた。
海外のHUAWEI製端末はAndroid標準のUIを採用している端末も多いが、デフォルトではHUAWEIランチャーに統一すると色んな意見が出てホームアプリの質を高めるのにも繋がるかもしれない。
HUAWEIの今後に期待したいところである。
・GS02|製品一覧|ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)
http://www.huaweidevice.jp/products/gs02/
・Vision SoftBank 007HW|製品一覧|ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)
http://www.huaweidevice.jp/products/007hw/
・HUAWEI Sonic – Huawei Device Co., Ltd..
http://www.huaweidevice.com/worldwide/productFeatures.do?pinfoId=3107&directoryId=6001&treeId=3745&tab=0
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