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インドネシアのSTIが4G LTEサービスを開始へ、450MHz帯を利用



インドネシアの移動体通信事業者であるSampoerna Telekomunikasi Indonesia (STI)は2017年4月に4GとしてLTEサービスを導入する方針を示した。

Sampoerna Telekomunikasi Indonesiaはインドネシア全土で450.0~457.5 MHzおよび460.0~467.5 MHzにおける移動体通信事業のライセンスを保有しており、2006年よりブランド名をCeriaとしてCDMA2000方式でサービスを提供している。

インドネシアの政府機関で電気通信分野を管轄するKementerian Komunikasi dan Informatikaは2017年2月にSampoerna Telekomunikasi Indonesiaに対してCDMA2000方式からFDD-LTE方式への転用を承認しており、Sampoerna Telekomunikasi Indonesiaは2017年4月よりLTEネットワークの運用を開始する計画という。

Sampoerna Telekomunikasi IndonesiaはFDD-LTE方式のBand 31を導入することになり、FDD-LTE方式のBand 31を導入する移動体通信事業者はアジアではSampoerna Telekomunikasi Indonesiaが初めてとなる。

なお、Sampoerna Telekomunikasi IndonesiaにはノルウェーのAINMT Holdingsが全額出資子会社のAINMT Internatonal Holdingsを通じて出資しており、出資比率は34.1%となっている。

AINMT Holdingsは子会社を通じて北欧を中心に450MHz帯でLTEサービスを展開しており、東南アジアにおける事業はインドネシア以外にフィリピンでAINMT Internatonal Holdingsを通じてBroadband Everywhereに出資し、出資比率は33.3%である。

Broadband Everywhereも450MHz帯でLTEサービスを提供する計画であるが、具体的なスケジュールは公表されていない。

Kementerian Komunikasi dan Informatika

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