インドネシアのTelkomが2016年通年の業績を発表、Telkomselの携帯電話加入数は1.7億件に
- 2017年03月08日
- 海外携帯電話
インドネシアのTelekomunikasi Indonesia (Telkom Indonesia)は2016年通年の決算説明資料を公開した。
2016年通年の売上高は前年比13.5%増の116兆3,330億インドネシアルピア(約9,941億円)、EBITDAは前年比15.7%増の59兆4,980億インドネシアルピア(約5,084億円)、EBITDAマージンは前年比0.9ポイント増の51.1%、純利益は前年比24.9%増の19兆3,520億インドネシアルピア(約1,654億円)となり、前年比で増収増益を記録した。
2016年第4四半期末の事業データも公表されており、携帯電話事業の業績が判明している。
なお、インドネシアにおける携帯電話事業は子会社のTelekomunikasi Selular (Telkomsel)を通じて手掛ける。
携帯電話サービスの加入件数はkartuHaloのポストペイド契約が前年同期比19.1%増の4,180万件、simPATIおよびKartu ASのプリペイド契約が前年同期比13.8%増の1億6,974万件、合計で前年同期比13.9%増の1億7,392万件に達した。
インドネシアルピア(IDR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年同期比7.0%減の151,000インドネシアルピア(約1,290円)、プリペイド契約が前年同期比5.5%増の42,000インドネシアルピア(約359円)、総合が前年同期比5.2%増の45,000インドネシアルピア(約385円)となった。
基地局数は前年同期比24.9%増の129,033局に達し、うち92%がW-CDMA方式またはFDD-LTE方式に対応する。
携帯電話事業は音声通話やSMSによる売上高は前年比3.9%増、データ通信やその他のIT関連サービスによる売上高が前年比31.5%増であり、Telekomunikasi Indonesiaの増収増益は主要事業である携帯電話事業およびそれの関連事業の堅調な成長に支えられた。
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