LTE 2100/1500/800 MHzに対応したFMP100-CSMBRBが技適通過
- 2012年02月02日
- docomo-FUJITSU
総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2011年12月に通過した端末が公示された。
FUJITSU製のLTE/W-CDMA端末「FMP100-CSMBRB」2012年12月29日付けでTELECを通過していることが判明した。
FMP100-CSMBRBは下記の無線種別でTELECを通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
Bluetoothや無線LANの周波数帯では通過しておらず、モバイルネットワークの周波数帯のみで通過している。
モバイルネットワークはLTE 2100(I)/1500(XXI)/800(VI/XIX) MHz, W-CDMA 2100(I)/1700(IX)/800(VI/XIX) MHzで通過している。
対応周波数帯よりNTT docomo向けの端末であると考えられる。
現段階ではNTT docomoのLTEサービス“Xi”はLTE 2100(I) MHzのみでサービスを提供しているので、LTE 1500(XXI)/800(VI/XIX) MHzは使用不可である。
FMP100-CSMBRBはNTT docomoに与えられた周波数帯でLTEの試験をするための試験端末である可能性が高い。
そのため、現段階ではサービスをしていない周波数帯にも対応していると思われる。
2012年度からはLTE 1500(XXI) MHzでのLTEサービスも順次全国展開される予定である。
LTE 1500(XXI) MHzの周波数帯は一部地域では15MHz幅*2を使用することが出来るので、通信速度は下り最大100Mbpsでサービスを提供することが可能となる。
今後はLTE 2100(I)/1500(XXI) MHzに対応した端末も技適を通過してくると思われる。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
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