OPPOのインド事務所で騒動が発生、中国外交部もコメント
- 2017年03月31日
- 海外携帯電話
中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)のインド法人であるOPPO Mobiles Indiaの事務所で騒動が発生したことが分かった。
インドの首都・デリー近郊の都市であるノイダに位置するOPPO Mobiles Indiaの事務所において、2017年3月28日に騒動が発生したという。
OPPO Mobiles Indiaの工場でマネージャを務める中国人従業員がインドの国旗を引き裂いて捨てたことが騒動の発端で、この事実を耳にした活動家、近隣の住民、さらにはOPPO Mobiles Indiaのインド人従業員までOPPO Mobiles Indiaの事務所に押しかけて抗議し、200人もの警察が出動するほどの騒動に発展した模様である。
騒動を受けてOPPO Mobiles Indiaは声明を発表しており、不幸な事件として後悔の意を表明し、企業としての立場ではなく個人の行動であることを説明した。
また、OPPO Mobiles Indiaはインドとインド国民に深い敬意を表明し、インドにおける事業を開始してからはインドの発展に尽力しており、従業員の99%もインド人であるとインドへの貢献もアピールしている。
引き続きインドの法律や規制に従って事業を行うとのことである。
なお、問題の中国人従業員は解雇されたとの情報がある。
OPPO Mobiles Indiaの事務所で発生した騒動は中国の政府機関である外交部が2017年3月29日に開催した定例記者会見でも言及されることになり、外交部は適切に解決されることを願うとコメントした。
中国政府としては外国で事業を行う中国企業や従業員に対して現地の法律や規制を遵守し、現地の習慣を尊重するよう常に求めており、法律に基づいて合法的に権益を保護していく姿勢であることも表明している。
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