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シンガポールのM1が2017年Q1の業績を発表



シンガポールのM1は2017年第1四半期の業績を発表した。

2017年第1四半期の売上高は前年同期比1.2%増、前四半期比16.9%減の2億6,100万シンガポールドル(約203億円)となった。

売上高の内訳は移動体通信事業が1億5,800万シンガポールドル(約123億円)、固定通信事業が3,000万シンガポールドル(約23億円)、国際電話事業が1,400万シンガポールドル(約11億円)、端末販売事業が5,900万シンガポールドル(約46億円)となり、売上高から端末販売事業の売上高を差し引いた通信サービスによる売上高は2億200万シンガポールドル(約157億円)である。

前四半期比で売上高が大幅に減少したが、これは端末販売事業による売上高の大幅な減少が響いた。

また、移動体通信事業の売上高のうちポストペイド契約が前年同期比1.7%減、前四半期比変動なしの1億4,200万シンガポールドル(約111億円)、プリペイド契約が前年同期比17.8%減、前四半期比5.4%減の1,500万シンガポールドル(約12億円)である。

通信サービスにおけるEBITDAは前年同期比5.1%減、前四半期比9.7%増の7,900万シンガポールドル(約62億円)、税引後利益は前年同期比14.6%減、前四半期比14.3%増の3,600万シンガポールドル(約28億円)となった。

また、2017年3月末の事業データも公開されている。

携帯電話サービスの加入件数はポストペイド契約が127万1,000件、プリペイド契約が77万5,000件、合計は204万6,000件に達した。

ポストペイド契約とプリペイド契約ともに加入件数は増加傾向にあり、比率はポストペイド契約が62.1%、プリペイド契約が37.9%となる。

シンガポールドル(SGD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が48.6シンガポールドル(約3,789円)、端末代の割賦支払額を含めると55.8シンガポールドル(約4,350円)、プリペイド契約が11.0シンガポールドル(約858円)である。

シンガポールの携帯電話市場におけるM1の占有率は2017年1月17日時点の統計情報としているが、ポストペイド契約が24.8%、プリペイド契約が22.5%、合計が23.8%となっている。

M1

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