NTTドコモが5Gリアルタイム電波ビジュアライザを開発
- 2017年05月28日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2020年に商用化を目指す第5世代移動通信システム(5G)の実現に向けて「5Gリアルタイム電波ビジュアライザ」を開発したと発表した。
5Gリアルタイム電波ビジュアライザは電波の到来をリアルタイムに測定および解析し、可視化することができる世界初の実証実験用装置としている。
電波の到来特性をリアルタイムで測定するデジタル受信処理装置と、360度カメラで連続撮影したライブ映像に測定結果を重ね合わせて解析する装置から構成される。
5Gでの利用が検討されている6GHz帯以上の高い周波数帯の電波での実証実験に5Gリアルタイム電波ビジュアライザを活用することで、ビームフォーミング機能などの技術の実現や効率的なシステムの設計に役立てるとのことである。
また、5Gリアルタイム電波ビジュアライザの技術は総務省より委託された「第5世代移動通信システム実現に向けた研究開発」の成果の一部であることを明らかにしている。
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