中国移動が2.0GHz帯でTD-LTEを導入へ、TD-SCDMAから転用
- 2017年06月10日
- 海外携帯電話
中国最大の移動体通信事業者であるChina Mobile Communications (中国移動通信)は2.0GHz帯でTD-LTE方式を導入することが分かった。
2.0GHz帯ではTD-SCDMA方式を運用しているが、2.0GHz帯の一部をTD-LTE方式に転用する見通しである。
China Mobile Communicationsが導入する2.0GHz帯のTD-LTE方式はBand 34となる。
2.0GHz帯の一部をTD-LTE方式に転用する具体的なスケジュールは不明であるが、商用サービスで2.0GHz帯のTD-LTE方式を導入する移動体通信事業者は世界初となる見込み。
China Mobile CommunicationsはTD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 38)、2.5GHz帯(Band 41)、2.3GHz帯(Band 40)、1.9GHz帯(Band 39)を導入済みで、さらに新たな周波数をTD-LTE方式で利用することになる。
また、2.0GHz帯におけるTD-LTE方式の導入に先立ち、Gionee Communication Equipment (深圳市金立通信設備)、Nubia Technology (努比亜技術)、Samsung Electronicsなどが2.0GHz帯のTD-LTE方式に対応したスマートフォンを発表済みもしくは発表予定である。
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