ミャンマーの携帯電話事業者Telenor Myanmarがヤンゴンで4G LTEを開始
- 2017年06月16日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorの全額出資子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるTelenor Myanmarはミャンマーの最大都市・ヤンゴンでLTEサービスを開始した。
Telenor MyanmarのLTEサービス自体は2016年7月に開始しているが、LTEサービスの開始当初は首都・ネピドーのみ提供エリアとしていた。
LTEサービスの開始当初より周波数はFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)のみを使用していたが、これはW-CDMA方式で利用する周波数の一部をFDD-LTE方式に転用している。
W-CDMA方式の利用者が多いヤンゴンなどではW-CDMA方式の帯域を残す必要があるため、FDD-LTE方式への転用は困難な状況にあった。
しかし、Telenor Myanmarは2017年5月にミャンマーの政府機関で電気通信分野を管轄する運輸・通信省(Ministry of Transport & Communications:MOTC)傘下の郵電局(Posts and Telecommunications Department:PTD)より1.8GHz帯(Band 3)を取得しており、新たに取得した1.8GHz帯を完全にFDD-LTE方式で使うことで、ヤンゴンでもLTEサービスの導入が実現した。
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