アリババがZTEのソフトウェア子会社を買収間近か
- 2017年06月29日
- 海外携帯電話
中国のAlibaba Group Holding (阿里巴巴集団控股)は中国のZTEsoft Technology (中興軟創科技)を買収する見込みであることが外国メディアの報道で分かった。
Alibaba Group Holdingは中国のZTE (中興通訊)から同社の子会社でソフトウェア事業を手掛けるZTEsoft Technologyを買収することでZTEと合意間近と伝えられている。
これまで、Alibaba Group Holdingは数ヶ月にわたりZTEsoft Technologyの買収に向けてZTEと交渉を重ねてきたという。
Alibaba Group HoldingはZTEsoft Technologyの買収によりクラウド事業の強化を図る模様である。
また、ZTEsoft Technologyは通信事業者向けにビジネスやオペレーションをサポートするソリューションの提供を手掛け、世界の約70の国と地域で通信事業者がZTEsoft Technologyのソリューションを導入しており、ZTEsoft Technologyを取得することで収益基盤の拡大も期待される。
ZTEとしては米国政府に支払いを命じられた制裁違反の罰金で生じた損失を売却益で補填する狙いがあるとの見方もある。
なお、ZTEは本社を広東省深圳市に置くが、ZTEsoft Technologyは江蘇省南京市に本社を設置している。
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