バーレーンで携帯電話事業者のSIMカードを購入時に指紋登録を義務化
- 2017年07月13日
- 海外携帯電話
バーレーンの政府機関で電気通信分野などを管轄するTelecommunications Regulatory Authority (以下、TRA)はSIMカードの購入時における本人確認の方法を厳格化した。
2015年12月31日に公開された規則を2017年7月12日より施行しており、SIMカードの購入時に本人確認書類の提示と指紋情報の登録が必要となる。
新たに施行した規則は携帯音声通信役務を提供するBahrain Telecommunications (Batelco)、VIVA Bahrain、Zain BahrainのSIMカードを購入時に適用される。
ポストペイドとプリペイドの両方が対象で、携帯電話事業者各社の販売店や認定された代理店で手続きを受け付ける。
本人確認書類としてはバーレーン国籍者は有効なCPRカード、バーレーン国籍者以外は有効なCPRカード、必要であれば有効な査証も含めた有効な旅券、有効な湾岸協力理事会(GCC)国民IDを使える。
他人名義のSIMカードを利用したことが発覚した場合、罰金やその他の法的責任を問われる場合がある。
なお、SIMカードの購入時における指紋情報の登録は近隣諸国としてはサウジアラビアで先に導入されている。
これまでにTRAはプリペイドSIMカードの枚数制限も実施しており、一人あたり登録可能なプリペイドSIMカードは1社につき最大10枚まで、全社合計で最大30枚まで制限された。
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