チェコ当局が3.7GHz帯の周波数オークションを完了、Nordic Telecom 5Gなど4社が落札
- 2017年07月13日
- 海外携帯電話
チェコの政府機関で電気通信分野などを管轄するCzech Telecommunication Office (Cesky telekomunikacni urad:以下、CTU)は3.7GHz帯の周波数オークションを完了した。
3.7GHz帯は移動体通信向けとなり、TD-LTE方式のBand 43で利用される見込み。
周波数オークションには既存の移動体通信事業者に加えて新規参入を狙う企業の参加も認められた。
対象の周波数範囲は3600.0~3800.0 MHzで、1ブロックあたり40MHz幅、合計で5ブロックを周波数オークションの対象とした。
周波数オークションには既存の移動体通信事業者であるO2 Czech Republic、Vodafone Czech Republic、T-Mobile Czech Republicのほか、新規参入を狙うNordic Telecom 5G、PODA、Suntel Netの合計6社が参加したが、O2 Czech Republic、Vodafone Czech Republic、Nordic Telecom 5G、PODAの4社が落札に成功した。
O2 Czech Republic、Vodafone Czech Republic、PODAはいずれも1ブロックずつ、40MHz幅を獲得しており、Nordic Telecom 5Gのみ2ブロック、80MHz幅の獲得に成功した。
落札額は各ブロックとも2億300万チェココルナ(約10億829万円)となり、合計で10億1,500万チェココルナ(約50億4,145万円)に達する。
これにより、Nordic Telecom 5GとPODAは移動体通信事業者として新規参入することになる。
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