VodafoneがVodacomにケニアSafaricomの株式譲渡を完了
- 2017年08月27日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupはケニアの移動体通信事業者であるSafaricomの株式の大半を南アフリカのVoafacom Groupに譲渡を完了したと発表した。
Vodafone Groupは複数の全額出資子会社を通じてSafaricomに出資しており、具体的にはオランダのVodafone International HoldingsとケニアのVodafone Kenyaを通じてSafaricomに出資し、Vodafone Kenyaが直接出資となっている。
Vodafone KenyaはSafaricomの株式40.0%を保有しており、Vodafone Groupは間接的にSafaricomの株式40.0%を保有していたが、Vodafone International HoldingsはVodafone Kenyaの株式87.5%をVodacom Groupに譲渡した。
なお、Vodafone Kenyaの株式12.5%は引き続きVodafone International Holdingsが保有する。
取引完了により、Vodafone Kenyaへの出資比率はVodacom Groupが87.5%、Vodafone International Holdingsが12.5%となるため、Safaricomへの出資比率は間接的にVodacom Groupが35.0%、Vodafone Groupが4.0%となる。
また、Vodafone GroupはVodacom Groupの新規発行株式を取得し、Vodafone GroupによるVodacom Groupへの出資比率は65.0%から69.7%となった。
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