ニュージーランドの携帯電話事業者Spark NZがマオリ語で広告を展開
- 2017年09月17日
- 海外携帯電話
ニュージーランドの移動体通信事業者であるSpark New ZealandはTe Wiki o te Reo Māori (マオリ語週間)に合わせてマオリ語で広告展開を実施した。
ニュージーランドの公用語には英語のほかに、先住民族のマオリ族が話すマオリ語も指定されており、ニュージーランドの政府機関であるマオリ振興省やマオリ語委員会がマオリ文化の保護や促進に係る活動を行っている。
マオリ文化を推進する活動の一環で年1回の頻度でTe Wiki o te Reo Māori (マオリ語週間)を実施しており、2017年は9月11日から9月17日をTe Wiki o te Reo Māoriの期間としている。
なお、Te Wiki o te Reo Māoriは毎年異なるテーマで実施し、2017年のテーマはKia ora te reo Māori (マオリ語を生かそう)となっている。
Spark New ZealandはTe Wiki o te Reo Māoriに合わせて、首都・ウェリントン、オークランド、ハミルトンなど主要都市におけるビルボードの公告などをマオリ語に変更したほか、マオリ語委員会と提携してマオリ語のナレーションが入った広告を公開した。
Twitterの公式アカウントでは表示名をマオリ語に変更しており、Spark New Zealandをマオリ語に直訳したKora Aotearoaとしている。
また、Spark New Zealandの子会社であるSpark New Zealand Tradingはマオリ語に対応したスマートフォンとしてSkinny Tahi (L111)を発売した。
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