ソニーが4G LTE対応の犬型エンタテインメントロボットaibo (ERS-1000)を発表
- 2017年11月01日
- その他モバイル端末
Sonyは自律型エンタテインメントロボット「aibo (ERS-1000)」を発売すると発表した。
滑らかで柔らかな身体の駆動を実現した犬型のロボットとなり、家庭における新たな楽しみを提案し、家庭の中で人とつながりを持って育てる喜びや愛情の対象となることを目指して開発したという。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820で、CPUはクアッドコアとなっている。
ディスプレイは瞳の有機ELが2枚、インジケータ類はステータスLEDやネットワークLEDを搭載している。
カメラは前方カメラとSLAMカメラを備える。
LTE通信や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)に対応し、LTE通信を利用するためのSIMカードスロットを有する。
通信機能を用いてaiboの本体とクラウドが連携し、Sony独自のAI技術にアクセスしてaiboを個性的かつ賢く成長させるという。
センサ類はToFセンサ、2ヶ所にPSDセンサ、感圧・静電容量式タッチセンサ(背中センサ)、静電容量方式タッチセンサ(頭センサ・あごセンサ)、頭と胴体の計2ヶ所に6軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度)、人感センサ、照度センサ、4ヶ所に肉球を備える。
可動部は頭が3軸、口が1軸、首が1軸、腰が1軸、前足2本と後足2本がそれぞれ3軸で計12軸、両耳それぞれ1軸で計2軸、尾が2軸、合計で22軸となっている。
カラーバリエーションはIvory White (アイボリーホワイト)の1色展開である。
2018年1月11日に発売する予定で、価格は198,000円に設定されている。
ソニーストアオンラインにおいて2017年11月1日の23時1分より予約受付を開始するが、予約数は限定的と案内している。
aiboを使用するためにaiboベーシックプランの加入が必要となり、モバイルネットワークや家庭の無線LANを通じて、クラウドで解析された情報を元にしたaiboの成長や専用アプリのMy aiboとの連携など、aiboのすべての機能を楽しめるようになる。
aiboベーシックプラン3年の料金は一括払いと月払いを用意しており、一括払いの場合は90,000円で1ヶ月あたりの料金は2,500円に相当、月払いの場合は2,980円/月が36回である。
不具合や故障の発生時に修理代を割引するaiboケアサポートも提供する。
aiboケアサポートの加入は任意としており、修理代の50%割引、健康診断の50%割引などを利用可能で、料金は1年が20,000円、3年が54,000円に設定されている。
aiboの本体のデータは定期的にクラウドにバックアップされるため、故障や事故などで修理が不可能な場合でもバックアップされたデータを新しいaiboに復元するサービスも提供する予定という。
また、aibo専用アクセサリとしてアイボーン (ERA-1020)を用意しており、aiboとの暮らしに彩りを加える骨型の玩具としている。
アイボーンも2018年1月11日に発売する予定で、価格は2,980円に設定されている。
なお、表記の金額はすべて税抜表示である。
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