タイのdtacが2017年Q4の業績を発表、顧客減少が続く
- 2018年02月06日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorは2017年第4四半期の業績を発表した。
Telenor傘下でタイの移動体通信事業者(MNO)であるTotal Access Communicationの2017年第4四半期の業績が判明している。
2017年第4四半期の売上高は前年同期比1.1%増の50億3,300万ノルウェークローネ(約713億8,609万円)、EBITDAは前年同期比21.2%増の19億3,800万ノルウェークローネ(約274億8,783万円)、EBITDAマージンは前年同期比8ポイント増の39%となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
タイバーツ(THB)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比6%増の246タイバーツ(約858円)となり、ARPUは上昇傾向となっている。
2017年第4四半期末の事業データも公開されている。
携帯電話サービスの加入件数は前年同期比7%減の2,265万2,000件となった。
ネットワークの強化が不十分なことなどが影響して加入件数は減少が止まらず、7四半期連続で減少を記録した。
ピークは2015年第1四半期末の2,842万7,000件で、ピーク時より20%以上も減らしたことになる。
なお、Total Access Communicationはブランド名をdtacとして展開しており、Telenorによる経済的持分は65.02%である。
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