シンガポールの携帯電話事業者Singtel Mobile Singaporeが4CC CAを導入
- 2018年02月13日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singaporeはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を導入した。
スウェーデンのEricssonの通信設備を導入してFDD-LTE方式とTD-LTE方式を組み合わせた4CC CAを実装しており、4CC CAでは周波数オークションを通じて2017年に取得した周波数も利用する。
高トラヒックエリアから4CC CAに対応したネットワークを整備する計画で、具体的にはオーチャード・ロード、ラッフルズ・プレイス、タンジョン・パガー、クラーク・キーとその周辺が4CC CAを初期に導入するエリアとなる。
4CC CAと256QAMおよび4×4 MIMOを組み合わせて下りの通信速度は1Gbpsに達し、Singtel Mobile Singaporeの一般加入者は2018年後半に登場する見込みのスマートフォンで利用可能となる予定である。
なお、2017年第4四半期末時点でSingtel Mobile Singaporeは加入件数ベースでシンガポール最大の移動体通信事業者となっている。
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