ASUSの2017年通年業績は減収減益、営業利益は過去6年で最低
- 2018年02月13日
- 海外携帯電話
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)は2017年第4四半期および2017年通年の業績を発表した。
2017年第4四半期の売上高は前年同期比11%減の1,039億4,400万台湾ドル(約3,847億円)、営業利益は前年同期比15%減の39億6,900万台湾ドル(約147億円)となった。
前年同期比で減収減益を記録したことになる。
売上高のうち製品別の比率はパソコン事業が63%、コンポーネント事業が19%、携帯端末事業が15%、IoT事業が3%となり、地域別の比率はアジアが40%、欧州が38%、米州が22%である。
2017年通年の売上高は前年比8%減の3,928億9,900万台湾ドル(約1兆4,543億円)、営業利益は前年比28%減の125億1,800万台湾ドル(約463億円)となった。
前年比でも減収減益を記録したことになる。
売上高のうち製品別の比率はパソコン事業が63%、コンポーネント事業が18%、携帯端末事業が17%、IoT事業が3%となり、地域別の比率はアジアが42%、欧州が36%、米州が22%である。
なお、2017年通年の営業利益はASUSTeK Computerが公式ウェブサイトを通じて公開している2012年以降の直近6年間で最低を記録した。
2017年通年の携帯端末事業に限定すると、売上高のうち携帯端末事業による売上高が占める比率は前年比1ポイント減となり、携帯端末事業による売上高は前年比13%減となった。
ASUS ZenFoneシリーズのスマートフォンを筆頭に携帯端末の販売が伸び悩んだ模様である。
なお、四捨五入で端数処理を実施しており、内訳の合計と総数の数値が一致しない場合がある。
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