スポンサーリンク

MTN Groupがエチオピアやアンゴラの携帯電話市場に新規参入を関心



南アフリカのMTN Groupは子会社や関連会社を通じてアフリカや中東を中心に22ヶ国の携帯電話市場に参入しているが、新たに新規参入も検討していることが南アフリカメディアのインタビューで分かった。

具体的な国名も出しており、特にアンゴラやエチオピアに関心を示しているという。

アンゴラは国有企業のAngola Telecom Groupが第3の移動体通信事業者(MNO)として新規参入する計画で、そのAngola Telecom Groupは株式の一部を外資企業を含めた民間企業に売却する方針を示している。

さらに、アンゴラでは第4の移動体通信事業者も募集を開始し、新規参入の機会が開かれている。

アフリカの国々では人口が多い部類のアンゴラであるが、携帯電話サービスの人口普及率は40%と低い状況にある。

アンゴラでは2017年9月下旬に38年にもわたる長期政権が終了し、新政権の発足に伴う方針転換も受けて第3と第4の移動体通信事業者が新規参入する見込みで、急成長の期待感もあるという。

エチオピアでは新規参入こそ募集していないが、可能性を秘めた市場との見方が強く、MTN Groupもエチオピアに注目している。

エチオピアの携帯電話市場は国有企業のethio telecomが独占する状況にある。

人口は1億人を突破してアフリカで2番目に多いが、携帯電話サービスの人口普及率は55%にとどまる。

このような背景もあり、携帯電話サービスの加入件数は法人格別でethio telecomがアフリカ最大となっているが、電気通信分野が外資企業に開放されることになれば、多くの電気通信事業者が注目することは間違いないはずである。

すでに一部の国際的な電気通信事業者はエチオピア国内に事務所を開設しており、新規参入の機会の模索も含めてエチオピアの国内市場の動向を調査している模様である。

なお、加入件数ベースでethio telecomがアフリカ最大に躍り出るまでは、MTN Group傘下でナイジェリアのMTN Nigeria Communicationsがアフリカ最大であった。

ほかに東アフリカのトーゴやセネガルも新規参入を検討する可能性がある市場として挙げている。

BusinesTech

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK