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インドネシア・バリ島でデータ通信を遮断、日本国総領事館も案内



インドネシアのバリ州では2018年のニュピ祭日に移動体通信事業者(MNO)各社がデータ通信を遮断することが分かった。

インドネシアの政府機関で電気通信分野などを管轄する通信情報省(Kementerian Komunikasi dan Informatika:Kominfo)はバリ州で事業を手掛けるすべてのインターネット・サービス・プロバイダに対して、ニュピ祭日はインターネット・サービスの提供を停止するよう通達を発出した。

ただ、公共サービス施設などにおけるインターネット・サービスは停止の対象外としている。

通信情報省の通達に従って、ニュピ祭日はインドネシアの移動体通信事業者各社がデータ通信を遮断することになる。

観光地として日本人からも人気が高いバリ島を含めたバリ州全域が対象となり、期間は2018年3月17日の6時(インドネシア中部標準時)から2018年3月18日の6時(同)である。

また、情報通信省は流言飛語の流布を防ぐために、インターネット・サービス・プロバイダと地域社会が協力して有効な対策を講じるよう要請している。

ニュピ祭日はサカ歴の元日となり、2018年は3月17日がニュピ祭日となる。

静寂の日とも呼ばれるニュピ祭日は当日の夜明けから翌日の夜明けまで外出や灯火などが禁止され、商業施設は原則として休業する。

インターネットには沢山の娯楽があり、静寂の日に娯楽を楽しむべきではないとの考え方から、インターネットの遮断を実施するという。

外出の禁止などは同期間にバリ州を訪問する外国人も適用対象となるため、在デンパサール日本国総領事館(Konsulat Jenderal Jepang di Denpasar)も通信情報省の通達を案内している。

情報通信省
在デンパサール日本国総領事館

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