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docomo Optimus Vu L-06D レビュー 其の3



AppComing様からLG Electronics製の「docomo NEXT series Optimus Vu L-06D (以下、L-06D)」を借りたので、数回に渡ってレビューしていこうと思う。
第3回目の今回は、アスペクト比が4:3のディスプレイについて感じたことを書いてみる。
L-06Dはアスペクト比が4:3のIPS液晶を搭載しており、ディスプレイの横幅は勿論のこと筐体の横幅も広くなっている。
筐体の横幅が広くなると使い勝手が悪くなってしまいがちであるが、L-06Dはソフトウェア面で使い勝手を損なわないように工夫されているので紹介しておく。
まずは、画面ロックの解除画面だ。
画面を点灯させると画面の中央に鍵マークが現れる。
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しかし、実は画面のどの部分をスワイプしても画面ロックの解除ができるようになっており、指を画面の中央まで伸ばす必要がない。
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文字入力においても工夫が見られる。
プリインストールされているLGキーボードでは、テンキー表示領域が狭くなっている。
片手でも不満なくフリック入力も行える。
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L-06Dはアスペクト比が4:3とスマートフォンのディスプレイでは珍しいアスペクト比となっている。
そのため、設定項目にはアスペクト比補正の項目が用意されている。
メニュー>システム設定>表示>アスペクト比補正でチェックを入れたアプリケーションは、4:3では表示されないようにすることが可能だ。
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また、アスペクト比補正の対象になるアプリケーションでは、ホームキーを長押しすることでアスペクト比の設定をすることが可能となっている。
わざわざシステム設定から設定しなくても良いのは嬉しいところだ。
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アスペクト比補正をONにすると4:3では表示されないが、横幅は狭くなってしまう。
個人的にはアスペクト比補正はせずに広々と使った方がアL-06Dの特徴を生かせると考えている。
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L-06Dを使っていて感じたのであるが、4:3のディスプレイは案外と様々な場面で使いやすい印象だ。
まずは、ブラウザだ。
横にも広く表示することが可能なので、拡大縮小やスクロールをしなくてもサイドバーと本文を閲覧することが可能だ。
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カタログ等のページを一気に閲覧する際もなかなか見やすいと感じた。
本やカタログ等を読む際には、4:3のディスプレイはとても生きてくるだろう。
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そして、最も使えると感じたのは地図だ。
4:3のディスプレイでは東西と南北いずれの方角も広く表示することが可能だ。
16:9の細長いディスプレイであれば、どうしても東西か南北の表示が狭くなってしまうが、4:3のディスプレイではその心配はない。
カーナビとしても使いたいくらいだ。
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L-06Dを使う前は、変なアスペクト比で筐体もデカくて使いにくいのではないか、と思っていた。
しかし、ソフトウェア面で使いやすいように工夫されており、なかなか使いやすいと感じた。
物理的に、持ちにくいと感じることはなくはないが…。
また、4:3のディスプレイが生きるシーンが多かったのは良い発見だった。
個人的には、“少し持ちにくいけど、使いやすいスマートフォン”と感じた次第である。
・LG Optimus Vu L-06D – LG Electronics Japan
http://www.lg.com/jp/mobile-phones/all-phones/LG-Optimus-Vu-L-06D.jsp

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