豪州で第4の携帯電話事業者となるTPG Telecomが基地局の設置を開始、まずはシドニーとメルボルン
- 2018年03月21日
- 海外携帯電話
豪州で第4の移動体通信事業者(MNO)として新規参入する計画のTPG Telecomは移動体通信事業用の基地局の設置を開始したことを明らかにした。
まずはニューサウスウェールズ州・シドニーとビクトリア州・メルボルンで基地局を設置したという。
2018年半ばまでに19億豪ドル(約1,560億円)を投じてシドニーやメルボルンとその近郊、豪州首都特別地域・キャンベラで基地局を設置する計画である。
TPG Telecomは全額出資子会社のTPG Internetを通じて周波数オークションで移動体通信向け周波数の取得に成功し、豪州で移動体通信事業に新規参入することが決まった。
Telstra、Singtel Optus、Vodafone Hutchison Australia (VHA)に続いて豪州で4社目の移動体通信事業者となる。
豪州では1993年4月にTelstra、1993年5月にSingtel Optusの前身、1993年10月にVodafone Australiaが移動体通信事業を開始後、2000年3月にHutchison Telecommunications (Australia)、2000年6月にOne.Telが移動体通信事業に新規参入したが、One.Telは参入からわずか1年の2001年6月に経営破綻で終了し、2009年6月にはVodafone AustraliaとHutchison Telecommunications (Australia)が対等の立場で合併してVodafone Hutchison Australiaが誕生し、移動体通信事業者は3社体制に戻った。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。