シンガポールで第4の携帯電話事業者となるTPG Telecomが2018年後半に商用化へ、18年ぶりの新規参入
- 2018年03月21日
- 海外携帯電話
豪州のTPG Telecom Limitedの全額出資子会社でシンガポールのTPG Telecom Pte Ltdは2018年後半に移動体通信事業者(MNO)として新規参入することを明らかにした。
TPG Telecom Pte Ltdは2016年12月に開催された新規参入用の周波数オークションで勝利し、シンガポールで移動体通信事業に新規参入することが決まった。
具体的な時期は公表していないが、2018年後半に移動体通信事業者としてサービスを商用化する計画で、屋外の提供エリアは2018年末までにシンガポール全土で整備を完了するという。
さらに、65歳以上のシニア層に特別なプランを提供する方針も発表しており、SIMカードを無料で提供するほか、契約開始から24ヶ月間にわたって1ヶ月あたり3GBのデータ通信と無制限の国内音声通話を無料で提供する予定である。
シンガポールでは1994年3月にSingtel Mobile Singapore、1997年4月にM1、2000年4月にStarHub Mobileが移動体通信事業に新規参入を果たしたが、StarHub Mobileの新規参入を最後に移動体通信事業者の顔ぶれは変わっておらず、TPG Telecom Pte Ltdは18年~18年半ぶりの新規参入となる見込み。
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