Telenorが中欧・東欧の携帯電話事業を売却すると発表
- 2018年03月21日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenor ASAは中欧および東欧における携帯電話事業を売却すると発表した。
Telenor ASAはオランダのPPF Groupと中欧および東欧における携帯電話事業の売却契約を締結したという。
これまで、Telenor ASAは相手先の名を公表せずに、中欧および東欧における携帯電話事業の買収に関する提案を受け取り、提案の内容を精査すると発表していた。
また、精査は2018年第1四半期中に完了する予定と案内しており、予定通りに精査を完了するとともに、提案を受け入れる決断を下した。
取引総額は28億ユーロ(約3,654億円)に達する。
Telenor ASAの中欧および東欧における携帯電話事業はハンガリー、ブルガリア、セルビア、モンテネグロが含まれ、それぞれ全額出資子会社のTelenor Magyarorszag Zrt.、Telenor Bulgaria EAD、Telenor d.o.o.、Telenor d.o.o. Podgoricaを通じて携帯電話事業を手掛ける。
なお、中欧および東欧では1994年にハンガリーへ参入、1996年にモンテネグロへ参入、2006年にセルビアへ参入、2013年にブルガリアへ参入した。
2017年通年のTelenor ASAの業績では、中欧および東欧における売上高は全体の9%に相当する118億ノルウェークローネ(約1,620億円)、EBTDAは全体の8%に相当する41億ノルウェークローネ(約563億円)となる。
また、中欧および東欧では900万人以上の顧客を擁し、3,500人以上の従業員を雇用している。
売却先のPPF Groupはオランダに本社機能を置き、主要な拠点をオランダとチェコに設置しており、携帯電話事業の経験は2013年にチェコのO2 Czech Republicを買収した。
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