南スーダンの携帯電話事業者Vivacellが業務停止
- 2018年03月21日
- 海外携帯電話
南スーダンの移動体通信事業者(MNO)でVivacellブランドを展開するNetwork of the Worldは業務を全面的に停止することが分かった。
南スーダンの国家通信庁(National Communication Authority:NCA)は公告を通じて案内しており、Network of the Worldは情報通信技術大臣の指令に基いてすべての業務を停止するという。
業務停止は2018年3月20日より有効であるが、業務停止に伴い顧客が不便を被る可能性を考慮し、業務停止まで1週間の猶予を与えると案内している。
ただ、国際SMSおよび国際電話は2018年3月20日に停止した。
Network of the Worldの顧客で携帯電話サービスの利用を望む場合、猶予期間のうちに他社と契約する必要がある。
業務停止の理由は規則違反とのことで、税金の未払いが原因の可能性が高い。
なお、Network of the Worldはレバノンを拠点とするFattouch Investment Groupが所有する企業である。
Network of the Worldの業務停止により南スーダンの移動体通信事業者はZainブランドを展開するSouth Sudanese Mobile Telephone CompanyとMTN South Sudanの2社となるが、Niletelが新規参入を計画している。
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