ミャンマー第4の携帯電話事業者Mytelがサービス開始、まずはネピドーなどから
- 2018年03月24日
- 海外携帯電話
ミャンマー(ビルマ)のTelecom International Myanmarはブランド名をMytelとして移動体通信サービスを商用化した。
Nationwide Telecommunications Licenceに基づきミャンマー全土で展開する移動体通信事業者(MNO)はMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)、Ooredoo Myanmar、Telenor Myanmarに続いて4社目である。
なお、Nationwide Telecommunications Licenceを保有せずに移動体通信事業を手掛けるMyanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)を含めると、Telecom International Myanmarは5社目の移動体通信事業者となる。
Telecom International Myanmarはほかの移動体通信事業者と同様にSIMカードを1,500ミャンマーチャット(約117円)で販売しており、まずは首都・ネピドー、バゴー地方域東部、カレン州で移動体通信サービスの提供を開始している。
数ヶ月のうちにミャンマーのほかの都市でも移動体通信サービスの提供を開始する計画である。
SIMカードを登録するとウェルカムボーナスとして750MBのデータ通信と100分の網内音声通話を付与し、さらにトップアップを行うと50%のボーナスを付与するという。
国内音声通話はTelecom International Myanmarの電話番号宛が1分あたり10ミャンマーチャット(約0.8円)、他社の電話番号宛が1分あたり23ミャンマーチャット(約1.8円)、国内SMSは一律で1件あたり10ミャンマーチャットとなる。
Telecom International MyanmarはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)傘下のViettel Global Investment、Myanmar Economic Corporation傘下のStar High、ミャンマーのMyanmar National Telecom Holding (MNTH)が出資する合弁会社で、出資比率はそれぞれ49%、28%、23%となっている。
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