中国最大のオンライン販売サイト天猫がZTE公式販売を終了

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中国のAlibaba Group Holding (阿里巴巴集団控股)傘下でオンライン販売サイトのTMALL.COM (天猫)を運営するZhejiang Tmall Network (浙江天猫網絡)は中国のZTE (中興通訊)が提供するスマートフォンの公式販売を終了したことが分かった。

ZTEは中興手机旗艦店としてTMALL.COMに出店し、中国の消費者向けにTMALL.COMを通じてスマートフォンを公式に販売していた。

しかし、TMALL.COMでは中興手机旗艦店を閉鎖しており、ZTEのスマートフォンはTMALL.COMで公式に購入することが不可となった。

TMALL.COMは中国の消費者向けオンライン販売サイトとしては2位と圧倒的な差で1位を確保しており、ZTEとしては巨大な取扱店を失うことになる。

ZTEは複数のオンライン販売サイトに出店しており、Beijing Jingdong Century Information Technology (北京京東世紀信息技術)が運営するJD.com (京東)では中興手机京東自営官方旗艦店としてZTEのスマートフォンの公式販売を継続しているため、TMALL.COMではZhejiang Tmall Networkの判断で中興手机旗艦店を閉鎖したと思われる。

なお、ZTEはすべてのウェブサイトをグローバル向けウェブサイトにリダイレクトするよう設定しているため、中国向けのZTEの公式オンライン販売サイトである中興手机商城でもスマートフォンを購入できない状態となっている。

米国政府はZTEに対して制裁措置を発動し、ZTEのホットラインやアップデートサーバーが停止するなど消費者事業にも影響が生じており、消費者が被る不便を考慮して中興手机旗艦店を閉鎖した可能性が高い。

TMALL.COM

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