台湾向けにXiaomi Mi MIX 2Sを発表
- 2018年05月08日
- Android関連
中国のXiaomi Technology (小米科技)の台湾法人であるXiaomi Taiwan (台湾小米通訊)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Xiaomi Mi MIX 2S」を台湾向けに発表した。
全面屏としてフルディスプレイ設計を採用したスマートフォンである。
OSにはAndroidをベースとするMIUIを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform (SDM845)を搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.8GHzとなっている。
ディスプレイは約5.99インチFHD+(1080*2160)で、画素密度は403ppiである。
カメラはリアに4軸光学手ブレ補正に対応した2個の約1200万画素積層型CMOSイメージセンサSony IMX363 Exmor RSからなるデュアルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26/B27)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1800(III)/ 1700(IV/IX)/900(VIII)/ 850(V)/800(VI/XIX) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 2100(BC6)/1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
キャリアアグリゲーション(CA)や4×4 MIMOのほか、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
4×4 MIMOの対応はTD-LTE 2500(B41) MHzのみとなる。
台湾ではCAの組み合わせがCA_1A-3A、CA_1A-8A、CA_1A-28A、CA_3A-3A、CA_3A-8A、CA_3A-28A、CA_7A-7A、CA_7A-8A、CA_7A-28A、CA_1A-3A-8Aとなり、Chunghwa Telecom (中華電信)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)のVoLTEに対応している。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードではFDD-LTE/TD-LTE方式でも同時待機が可能である。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなる。
電池パックは内蔵式で、容量は3400mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応する。
Wireless Power Consortium (WPC)のQiに準拠した無線充電を利用できる。
リアには指紋認証センサを搭載している。
カラーバリエーションは黒色と白色の2色展開である。
台湾では2018年5月9日に発売する予定で、移動体通信事業者(MNO)は2018年5月15日よりFar EasTone TelecommunicationsとTaiwan Star Telecomが取り扱う。
価格は16,999台湾ドル(約62,000円)に設定されている。
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