ZTEが主要業務を停止と発表、米制裁で大ダメージ
- 2018年05月09日
- 海外携帯電話
中国のZTE (中興通訊)は主要な経営活動を停止したと発表した。
深圳証券交易所(深圳証券取引所)および香港交易所(香港証券取引所)の上場企業公告を通じて2018年5月9日付けで案内している。
ZTEおよび同社が直接出資する完全子会社で中国のZTE Kangxun Telecommunications (深圳市中興康訊電子)は米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)よりDenied Persons Listに指定されており、輸出管理規則(Export Administration Regulations:EAR)の対象品目の取引が禁止となった。
制裁措置を受けた結果、ZTEは通常の経営活動を継続できず、主要な経営活動を停止したとのことである。
ZTEは十分な現金を保有しており、法令を厳格に遵守するとともに、米国政府の関連部門と制裁措置の見直しや解除に向けて積極的に交渉すると説明している。
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