中国移動が杭州で300局の5G基地局を設置へ、杭州を5G都市に
- 2018年05月19日
- 海外携帯電話
中国のChina Mobile (中国移動)の子会社で浙江省の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Group Zhejiang Company (中国移動通信集団浙江)は浙江省の省都・杭州市で第5世代移動通信システム(5G)の大規模なトライアルを実施すると発表した。
杭州市では2018年3月より3GPPで規定される5G NRに準拠した5Gネットワークの構築を開始しており、まずは銭江新城(中心業務地区)、武林商圏、西湖断橋、杭州高新区(濱江)で5Gの基地局を設置している。
2018年末までに300局の5Gの基地局を杭州市内に設置する計画で、西湖景区、浙江大学、亜運場館、物聯網小鎮、梦想小鎮、科研院所なども5Gネットワークでカバーする計画という。
杭州市は第4世代移動通信システム(4G)のトライアルで先行して大規模なトライアルを実施するなど、中国国内では4Gの研究開発をリードした都市としても知られるが、4Gに続いて5Gの研究開発もリードし、杭州市で5G都市を建設するとのことである。
また、杭州市で5Gの研究開発を加速するため、China Mobile Grouip Zhejiang Companyや中国のHuawei Technologies (華為技術)など26の事業体が参画する浙江省5G産業連盟も設立した。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。