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韓国で5G向け周波数オークションを完了、3社が3.5GHz帯と28GHz帯を獲得



韓国の政府機関で電気通信分野などを管轄する科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)は第5世代移動通信システム(5G)向けの周波数オークションを完了した。

周波数オークションには韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT、LG Uplusが参加し、3.5GHz帯および28GHz帯の割当先を決めた。

具体的な周波数範囲は3.5GHz帯が3420.0~3700.0 MHzの280MHz幅、28GHz帯が26500.0~28900.0 MHzの2400MHz幅、合計で2680MHz幅となる。

入札単位とブロック数は3.5GHz帯が1ブロックあたり10MHz幅で28ブロック、28GHz帯が1ブロックあたり100MHz幅で24ブロックである。

1社あたり最大でそれぞれ10ブロックまで取得を認めており、3.5GHz帯は最大100MHz幅、28GHz帯は最大1000MHz幅まで取得できる。

周波数オークションは2段階となり、第1段階では帯域幅を決定し、第2段階では周波数範囲を決定している。

入札の結果、SK Telecomは3.5GHz帯の100MHz幅を1兆2,185億韓国ウォン(約1,219億円)、28GHz帯の800MHz幅を2,073億韓国ウォン(約207億円)で落札、KTは3.5GHz帯の100MHz幅を9,680億韓国ウォン(約968億円)、28GHz帯の800MHz幅を2,078億韓国ウォン(約208億円)で落札、LG Uplusは3.5GHz帯の80MHz幅を8,095億韓国ウォン(約810億円)、28GHz帯の800MHz幅を2,072億韓国ウォン(約207億円)で落札した。

周波数範囲と落札者は下記の通りである。

– 3.5GHz帯
3420.0~3500.0 MHz :LG Uplus
3500.0~3600.0 MHz :KT
3600.0~3700.0 MHz :SK Telecom

– 28GHz帯
26500.0~27300.0 MHz:KT
27300.0~28100.0 MHz:LG Uplus
28100.0~28900.0 MHz:SK Telecom

3.5GHz帯および28GHz帯ともに2018年12月1日より有効とし、有効期限は3.5GHz帯が2028年11月30日まで、28GHz帯が2023年11月30日までとなる。

科学技術情報通信部

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