EMOBILE Pocket WiFi LTE GL04P レビュー 其の5
- 2012年09月28日
- EMOBILE-HUAWEI
AppComing様からHUAWEI(ファーウェイ)製の「EMOBILE Pocket WiFi LTE GL04P (以下、GL04P)」を借りたので、数回に渡ってレビューを書いていく。
第5回目となる今回は、通信速度を測ってみたので結果を掲載する。
EMOBILE LTEは10MHz幅のエリアでは下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsで、5MHz幅のエリアでは下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsとなっている。
実際は5MHz幅のエリアが殆どで、10MHz幅のエリアは非常に少ない。
そこで、10MHz幅のエリアではどれくらい速度が出るのかを試したくなった。
EMOBILEの公式サイトによると、三重県名張市の名張駅周辺が10MHz幅のエリアとのことなので、通信速度を測るためだけに名張駅まで行くことにした。
10MHz幅のエリアは複数あるが、名張駅に決めた理由は交通費が最も安かったからであり、それ以外に特に理由はない。
近畿日本鉄道を使って名張駅まで行ったのであるが、大和八木駅から赤目口駅まではLTEの電波は全く掴まなかった。
山と田圃しかないと言っても良いような風景が続いていたのであるが、トンネル以外は特に圏外になることも少なく、LTEの電波は掴まなくても3Gの電波は特に困らなかった。
赤目口駅を出て河川を渡るとLTEの電波を掴み始め、名張駅に到着。
名張駅のホームでは、LTEの電波は勿論バリ3。
商業施設もそれなりにあり、山と田圃ばかりの田舎という感じではなかった。
とりあえず、駅のホームと駅周辺をブラブラしながら、通信速度を測定してみた。
応答速度が89~96ms、下りの通信速度が30.51~38.16Mbps、上りの通信速度が18.03~22.37Mbpsとなった。
100msを切っているので、応答速度は速いと言っても差し支えなさそうだ。
通信速度は下りと上りの両方が5MHz幅の理論値である下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsよりも速い結果を出している。
名張駅周辺が10MHz幅のエリアであることは間違いないことが分かる。
平均値は応答速度が92.5ms、下りの通信速度が34.998Mbps、上りの通信速度が20.212Mbpsである。
5MHz幅のエリアでもそれなりに速度は出るので快適に使っているが、今回はどれくらいの速度が出るのか試してみたかったので10MHz幅のエリアまで行って測定してみた。
普段は出ない速度が出たので、個人的にはなかなか楽しめた。
尚、応答速度は通信速度は時間帯や環境によって数値が大幅に変わる場合もあるので、当記事に掲載した数値はあくまでも参考としておいてもらいたい。
・Pocket WiFi LTE (GL04P)
http://www.huaweidevice.jp/products/gl04p/index.html
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。