日本向けにHTC U12+を発表、SIMフリーでTD-LTEの3.5GHz帯に対応
- 2018年06月28日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)の日本法人であるHTC NIPPONはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「HTC U12+ (2Q55500)」を日本向けに発表した。
HTCがフラッグシップとして展開するスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.0 Oreo Versionを採用する。
独自ユーザインターフェイスとしてHTC Senseを導入している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform (SDM845)となる。
CPUはオクタコアで動作周波数が最大2.8GHzとなっている。
ディスプレイは約6.0インチQHD+(1440*2880)Super LCD 6を搭載し、画素密度は537ppiである。
カメラはリアに光学式手ブレ補正に対応した約1200万画素CMOSイメージセンサHTC UltraPixel 4と約1600万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに2個の約800万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラを備える。
リアのデュアルカメラは約1200万画素CMOSイメージセンサが広角レンズ、約1600万画素CMOSイメージセンサが望遠レンズとなっている。
通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B11/B21)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, TD-LTE 3500(B42)/2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE DL Category 18およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)、256QAM、4×4 MIMO、上りはCAおよび64QAMを利用可能で、通信速度は下り最大1.2Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはSIMロックフリーとなり、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/BおよびFeliCaにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなる。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能を有する。
電池パックは内蔵式で、容量は3500mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cで、急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応している。
生体認証は指紋認証や顔認証を利用できる。
HTC Edge Sense 2に対応しており、本体のサイドを握って特定の操作を行える。
カラーバリエーションはセラミックブラック、フレームレッド、トランスルーセントブルーの3色展開である。
日本のHTC e-shopでは2018年7月下旬に出荷を開始する予定で、価格は102,600円(税込)に設定されている。
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