NTTドコモと中国移動がIoT向けマルチベンダ間eSIMソリューションを商用化
- 2018年06月28日
- docomo-総合
NTT DOCOMOと中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団:CMCG)は異なるベンダ間において、SIMカードを差し替える必要なくNTT DOCOMOの電話番号からChina Mobile Communications Groupの電話番号に入れ替えられるeSIMソリューションを商用化すると発表した。
2018年7月2日よりNTT DOCOMOが受け付けを開始する。
これまで、異なる移動体通信事業者間でeSIMを書き換える場合、移動体通信事業者同士が同一のベンダのeSIMを採用することが条件であったが、GSMA3.1仕様に準拠したeSIMソリューションにより異なるベンダを採用する移動体通信事業者間でもeSIMの書き換えが可能となった。
マルチベンダ間のeSIM連携システムとしては世界初になるという。
自動車や機械などを日本から中国に輸出する法人顧客が機器に組み込まれたNTT DOCOMOのSIMカードを抜き差しする必要がなくなり、中国では同国最大の移動体通信事業者であるChina Mobile Communications Groupのネットワークに切り替えられる。
切り替え前後の保守や運用もNTT DOCOMOがワンストップでサポートし、法人顧客に対して中国におけるIoT分野での展開を支援するとのことである。
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