Elisaがフィンランドとエストニアで5Gネットワークを運用開始
- 2018年07月02日
- 海外携帯電話
フィンランドの移動体通信事業者(MNO)であるElisaと同社の子会社でエストニアの移動体通信事業者であるElisa Eestiは第5世代移動通信システム(5G)のネットワークの運用を開始した。
Elisaはフィンランドのタンペレ、Elisa Eestiはエストニアの首都・タリンで5Gネットワークを運用しており、タンペレとタリンの間で5Gを利用したビデオ通話を実施したという。
5Gのネットワークは中国のHuawei Technologies (華為技術)と協力して構築しており、5Gの通信設備はHuawei Technologiesより調達している。
周波数は3.5GHz帯を利用しており、通信速度は下りが2.2Gbpsほどを記録したという。
商用に向けた5Gのネットワークとしているため、フィンランドとエストニアの両国では5Gの導入初期には3.5GHz帯を利用する見込みで、NR方式の3.5GHz帯(n78)に該当すると思われる。
ElisaおよびElisa Eestiは2019年に5Gに対応した端末が登場すると見込んでおり、5Gの商用化に向けてネットワークの整備を進め、5Gに対応した端末が登場すればすぐに5Gを商用化する狙いがある。
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