ZTE、会長を含む取締役全員が辞任
- 2018年07月02日
- 海外携帯電話
中国のZTE (中興通訊)は株主総会を開催して取締役に相当する董事の辞任を決定した。
これまで14人がZTEの董事を務めていたが、株主総会で全員の辞任を満場一致で可決したという。
辞任した董事には会長に相当する董事長も含まれる。
また、新たな董事として8人を選出している。
これにより、ZTEの董事会は完全に入れ替わったことになる。
ZTEおよび同社が直接出資する完全子会社で中国のZTE Kangxun Telecommunications (深圳市中興康訊電子)は米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)よりDenied Persons Listの指定を受け、輸出管理規則(Export Administration Regulations:EAR)の対象品目が取引禁止となり、この取引禁止命令で主要な事業の停止に追い込まれた。
ZTEおよびZTE Kangxun Telecommunicationsは商務省と取引禁止命令を停止する条件で合意に達しており、それにすべての董事の入れ替えが含まれている。
取引禁止命令の停止に向けて、商務省との合意を履行すべくZTEは董事会を完全に入れ替えた。
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