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フィリピンの携帯電話事業者Smart、5G NRの試験で14Gbpsを記録



フィリピンのPLDTの全額出資子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるSmart CommunicationsはNR方式の試験を実施したことが分かった。

フィリピンにあるPLDT-Smart 5G TechnoLabにおいて、中国のHuawei Technologies (華為技術)のフィリピン法人であるHuawei Technologies Phils.と共同でNR方式の試験を実施し、下りの通信速度は14Gbpsを記録したとのことである。

これまでにも、Smart CommunicationsはPLDT-Smart 5G TechnoLabで第5世代移動通信システム(5G)の試験を実施しており、下りの通信速度は6.5Gbpsを記録したが、新たな試験では移動通信システムの規格策定を実施する標準化団体である3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式に準拠したという。

PLDT、Smart Communications、Huawei Technologiesは5Gの商用化に向けて覚書を締結しており、共同で5Gの商用化に向けて準備を進める方針である。

なお、PLDTにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は8.6%となっている。

Smart Communications

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