フィリピンのCherry Mobileが仮想SIMに対応したCherryRoam G3を発表
- 2018年07月15日
- 海外携帯電話
フィリピンのCosmic Technologiesの子会社で同国のCherry Mobile CommunicationsはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「CherryRoam G3」を発表した。
中国のShenzhen uCloudlink Network Technology (深圳市優克聯新技術)が提供するCloudSIM Platformを組み込んだモバイル無線LANルータで、Shenzhen uCloudlink Network Technologyが展開するGlocalMe G3をベースとする。
CloudSIM PlatformはVirtual SIM (仮想SIM)の技術を利用しており、外国渡航時にCloudSIM Platformを通じて利用者が滞在する国や地域の移動体通信事業者(MNO)の情報が自動的にVirtual SIMに書き込まれ、滞在先の移動体通信事業者のネットワークに接続するため、利用者は国際ローミングや接続先などの設定は必要なく、安価かつ手軽に外国でデータ通信を利用できる。
ディスプレイは約4.0インチWVGA(480*800)液晶を搭載している。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B9)/900(B8)/ 850(B5)/800(B19/B20)/700(B17) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV/IX)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズである。
無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)に対応しており、最大同時接続台数は5台となっている。
電池パックの容量は5350mAhとなる。
カラーバリエーションはBlack × GreyとWhite × Goldの2色を用意している。
なお、Cherry Mobile Communicationsはフィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるGlobe Telecomと提携してCherry Prepaidのブランド名で仮想移動体通信事業者(MVNO)としてモバイル通信サービスを提供しているが、Shenzhen uCloudlink Network Technologyと提携してCherryRoam G3向けのモバイル通信サービスをCherryRoamとして提供する。
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