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ZTEが業績予想を発表、最大500%減の大赤字に



中国のZTE (中興通訊)は香港交易所(香港証券取引所)の上場規則および香港法例第571章に基づいて2018年前半の業績予想を発表した。

確定値ではなく暫定的かつ大まかな数値となるが、2018年前半の普通株主に帰属する純損益は7,000,000,000~9,000,000,000人民元(約1,175~1,511億円)の赤字となる見込みで、大規模な損失を計上すると予測している。

2017年前半の普通株主に帰属する純損益は2,292,867,000人民元(約385億円)の黒字であるため、前年同期比で405.29~492.52%の大幅減かつ赤字転落となる見通しである。

ZTEおよび同社が直接出資する完全子会社で中国のZTE Kangxun Telecommunications (深圳市中興康訊電子)は米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)よりDenied Persons Listの掲載を受けたため、輸出管理規則(Export Administration Regulations:EAR)の対象品目の取り扱いが禁じられた。

輸出管理規則の対象品目の取り扱いの禁止によって主要な事業の停止に追い込まれたが、ZTEおよび商務省は巨額の罰金の支払いなど複数の処分を条件に、輸出管理規則の対象品目の取り扱いの禁止を解除することで合意に達している。

ZTEは主要な事業の停止に伴う売上高の大幅な減収、巨額の罰金の支払いなど一連の制裁措置に関連した巨額の支出などが影響し、大幅な業績の悪化を記録することになる見込み。

ZTE

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