Alphabet傘下のLoonがケニアで気球経由の携帯電話サービスを提供へ
- 2018年07月20日
- 海外携帯電話
米国のAlphabetの子会社であるLoon LLCはケニアの移動体通信事業者(MNO)であるTelkom Kenyaと協力して気球経由の携帯電話サービスを提供すると発表した。
Loon LLCが展開する気球を通じて遠隔地などに携帯電話サービスやインターネット接続などを提供するプロジェクトであるLoonの一環となり、前身のProject Loonも含めてアフリカでは初めての取り組みである。
2019年よりケニアの中部地域で気球経由の携帯電話サービスを提供する予定で、Telkom Kenyaの顧客は気球経由の携帯電話サービスを利用可能となる。
ケニアは主要都市が南部に集中しており、モバイルネットワークの整備が遅れるケニアの中部地域において、気球を用いてモバイルネットワークを構築する。
なお、プロジェクト名としてのLoonは旧名称がProject Loonである。
Alphabetの子会社であるX DevelopmentがProject Loonを展開していたが、X DevelopmentからProject Loonの事業を独立させて、Alphabet傘下の新会社として設立したLoon LLCにProject Loonの事業を移管するとともに、プロジェクト名をProject LoonからLoonに変更した。
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