ブータンの携帯電話事業者TashiCellが4G LTEサービスで1.8GHz帯を利用開始
- 2018年07月25日
- 海外携帯電話
ブータンの移動体通信事業者(MNO)でTashiCellブランドを展開するTashi InfoCommは4Gとして提供しているLTEサービスで新たな周波数の利用を開始した。
Tashi InfoCommは2016年4月上旬にLTEサービスを商用化したが、これまで周波数はAPT700 FDDとも呼ばれるFDD-LTE方式の700MHz帯(Band 28)のみを利用してきた。
2018年7月にはLTEサービスで新たな周波数の利用を開始しており、一部の都市でFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)の整備を進めている。
Band 3はブータンの首都・ティンプーのほか、パロ、プンツォリン、ワンデュ・ポダン、ゲレフ、サムドラップ・ジョンカー、ンガングラム、モンガーで利用できる。
ブータンではインドから輸入した端末の流通量が多いが、インドではBand 28を利用していないため、Band 28に対応してTashi InfoCommのLTEサービスを利用できる端末は限定的となっていた。
LTEサービスの周波数としてはインドも含めて世界で最も採用数が多いBand 3をTashi InfoCommが導入したことで、ほとんどのLTE端末でTashi InfoCommのLTEサービスを利用できると案内している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。