Sonyが2018年度Q1の業績を発表、スマホ事業は赤字で業績予想は下方修正
- 2018年07月31日
- Android関連
Sonyは2018年度第1四半期の連結業績を発表した。
2018年度第1四半期の売上高および営業収入は前年同期比5.1%増の1兆9,536億円、営業利益は前年同期比23.7%増の1,950億円、税引前利益は前年同期比109.6%増の3,121億円、株主に帰属する当期純利益は前年同期比180.0%増の2,264億円となった。
前年同期比で増収増益を達成した。
セグメント別の業績も公表されており、スマートフォン事業を含めたモバイル・コミュニケーション(MC)分野の業績が判明している。
なお、スマートフォン事業はSonyの全額出資子会社であるSony Mobile Communicationsを通じて手掛ける。
2018年度第1四半期の売上高は前年同期比26.9%減の1,325億円、営業利益は前年同期比400.0%減で108億円の赤字を記録し、前年同期比で赤字転落となった。
大幅な減収の要因は日本や欧州を中心としたスマートフォンの販売台数の減少、大幅な損益悪化の要因は大幅な減収を挙げている。
スマートフォンの販売台数は前年同期比41.2%減の200万台である。
2018年度7月時点でモバイル・コミュニケーション分野の2018年度通期の見通しについて、売上高は2018年度4月時点比4.7%下方修正の6,100億円、営業利益は2018年度4月時点比100.0%下方修正の300億円の赤字、スマートフォンの販売台数は2018年度4月時点比10.0%下方修正の900万台と案内している。
売上高の下方修正の要因は主に欧州におけるスマートフォンの販売台数の減少、営業利益の下方修正の要因は減収および為替の悪影響を挙げている。
SonyがSony Ericssonを完全子会社化およびSony Mobile Communicationsに社名変更を実施した2011年度以降、通期ベースのスマートフォンの販売台数は初めて1,000万台を下回る見込みで、2013年度と2014年度に記録した3,910万台の23.0%程度にとどまることになる。
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