デュアルSIM版のiPhoneは中国限定で発売か
- 2018年08月08日
- Apple関連
米国のAppleが展開するスマートフォン「iPhone」の次期モデルについて、2枚のSIMカードを挿入できるデュアルSIM版は中国のみで販売する可能性が浮上した。
Appleが開発者向けに配布したiOS 12 beta 5 (16A5339e)のコード内からデュアルSIMに関連した記述が見つかり、iPhoneの次期モデルではデュアルSIM版の用意が有力視されている。
しかし、台湾メディアの報道によると、デュアルSIM版のiPhoneは中国のみで販売する可能性があるという。
iPhoneの次期モデルにはディスプレイが約5.8インチで有機ELのモデル、約6.1インチで液晶のモデル、約6.5インチで有機ELのモデルが存在しており、このうち約6.1インチで液晶のモデルのみシングルSIM版とデュアルSIM版を用意し、デュアルSIM版は中国のみで販売する模様である。
中国ではデュアルSIMのスマートフォンが一般的であり、中国市場の強化を狙うAppleは中国のためにデュアルSIM版のiPhoneを投入する可能性があるとされている。
なお、2018年8月時点でこれまでに発売したiPhoneではデュアルSIMに対応したモデルは存在しない。
iPhoneの次期モデルは台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)が子会社を通じて中国国内で保有する工場において量産を開始しており、内部では801、802、803、804と呼ばれる4モデルが存在するという。
筐体のフレームは801と802がステンレス鋼製で、803と804がアルミニウム合金製となり、801と802が有機ELのモデルに該当し、803と804が液晶のモデルでシングルSIM版またはデュアルSIM版に該当するとの情報も出ている。
伝えられた情報が正しければ、デュアルSIM版のiPhoneは有機ELではなく液晶となるため、より多くの中国人が買えるよう価格を抑えたiPhoneとなる可能性も考えられる。
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