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サムスン電子のスマホ製造台数が10%超の減少、Galaxy S9の不振が影響



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は半期報告書を公開した。

半期報告書ではスマートフォンなど携帯電話を含めた無線事業や基地局を含めたネットワーク事業などを手掛けるIM (IT&Mobile Communications)部門の2018年上半期における実績が判明している。

携帯電話製造工場の稼働率は前年同期比11.6ポイント減の83.6%、携帯電話製造台数は前年同期比11.9%減の約1億7,270万台となった。

携帯電話製造工場の稼働率は製造能力が上昇または製造台数が減少した場合に低下する。

2017年上半期の製造能力は約2億580万台で、2018年上半期の製造能力は約2億670万台と前年同期比で微増したが、製造台数は10%超の大幅な減少を記録した。

IM部門の営業利益貢献度も低下しており、2013年通期には営業利益貢献度が67.8%に達したが、2018年上半期は21.1%にとどまる。

2018年第2四半期はIM (IT&Mobile Communications)部門の売上高が前年同期比20%減の24兆韓国ウォン(約2兆3,621億円)、営業利益が前年同期比34%減の2兆6,700億韓国ウォン(約2,628億円)となり、四半期ベースでIM部門の売上高は直近5年間で最低となった。

これらIM部門の不振は携帯電話の不振が原因で、主に2018年上半期のフラッグシップのスマートフォンであるSamsung Galaxy S9およびSamsung Galaxy S9+の販売が伸び悩んだことが影響した。


Samsung Electronics

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