豪州のTPG TelecomとVodafone Australiaが合併で合意
- 2018年08月30日
- 海外携帯電話
豪州のTPG TelecomおよびVodafone Hutchison Australia (VHA)は対等合併について正式に合意した。
これまでに、TPG TelecomおよびVodafone Hutchison Australiaは対等合併の可能性を巡る交渉の実施を認めていた。
TPG TelecomおよびVodafone Hutchison Australiaは2018年8月30日付けで対等合併について正式な合意に達したと案内している。
統合後の新会社への出資比率はTPG Telecomの株主が49.9%、Vodafone Hutchison Australiaの株主が50.1%となり、新会社の名称はTPG Telecomとする。
加入件数ベースでVodafone Hutchison Australiaは豪州本土で第3の移動体通信事業者(MNO)であり、TPG Telecomは全額出資子会社のTPG Internetを通じて第4の移動体通信事業者として新規参入する計画であった。
しかし、TPG TelecomとVodafone Hutchison Australiaの対等合併が完了すれば、豪州本土の移動体通信事業者は引き続き3社体制となる。
なお、Vodafone Hutchison Australiaは英国のVodafone Groupと香港特別行政区のCK Hutchison Holdings (長江和記実業)の子会社であるHutchison Telecommunications (Australia)の折半出資合弁会社である。
規制当局の承認を前提として、2019年中に対等合併に係る取引を完了する計画と案内している。
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